今回紹介するのは、HELLO KITTY ISLAND ADVENTURE。
Sunblink Entertainmentというアメリカの企業がSanrioと開発したゲームのようです。

どうぶつの森サンリオバージョンでは?と発売前から言われていた本作、実際にプレイしてみました。
このゲームはおすすめできる?
評価としては10点満点中の6点というところでしょうか。
高評価点
・サンリオキャラが可愛い
・マップが広い
・グラフィックが綺麗
・アイテム収集が楽しい
・イベントが多く、冒険心がくすぐられる
低評価点
・会話が日本語らしくない
・操作性がやや悪い
あくまで個人的感想ですが、かなり面白いです。
ただ、どうぶつの森とは似ているようでコンセプトが全然違います。
一言で言うと、サンリオキャラの奴隷になって島中を駆けずり回るゲームです。

誇張ではなく、わりとガチで
どうぶつの森ポケットキャンプにあつ森要素を足して、仄かにゼルダの伝説ブレワイをアクセントにした感じです。
アイテムの収集要素が強いので、好きな人には堪らないと思います。
また、サンリオキャラの奴隷になりたい、広いマップを走り回りたいという方にもおすすめです。
一方で、海外ゲーム特有の独特な台詞回しが多いので、注意が必要です。
また、ソシャゲのようなデイリープレゼント要素もあるので、プレイしたりしなかったりとのんびり楽しみたい人には、少しストレスに感じるかも。
基本的には問題ないものの、操作性も抜群とまでは言えません。
これは地味に大きい。
以下、実際にプレイした点を踏まえて具体的にどの辺が高評価、低評価となったかを解説します。
ストーリー(ほぼないに等しいが)に少し触れる程度のネタバレがありますのでご容赦ください。
ストーリー

ロードが終了すると、まずはサンリオの王、キティさんと会話するところから始まります。
さすがキティさん、下々への挨拶も自ら行うようです。

選べるパーツはどちらかというと少な目。
ですがどれもサンリオらしい可愛らしさに溢れています。

どこか一定の層に受けそうなデザインも用意されていました。
サンリオはいったいどこまでの人口を狙っているのだろうか…
有浦はウサギにしてみました。

たれ耳とハート模様のアクセントが可愛い!
うさぎ口もチャームポイントです。
画面にも書いてあるように、鏡を使えばキャラデザインはいつでも変更できます。
後々サンリオキャラと同じカラーリングにすることもできるようでした。

プレイヤーは島へ向かうための飛行機に乗っているようです。
ここでは、サンリオの重鎮たちと会話ができます。
話しかけるとわざわざ椅子から立ってくれる。
その気遣いが重鎮たる所以なのでしょうか。

有浦はあまりサンリオに詳しくないのですが、こんな闇の深いキャラクターも居るんですね。
応援したくなります。

二大巨頭は隣同士で座っているようです。
「そこはポップコーンじゃないんかい!」と突っ込みたくなります。
キティ~は皆の人気者~♪

その後、キティさんのイチゴケーキが暴れ出して、全員飛行機を乗り捨てて島へ着陸することになりました。
無人となった飛行機はどうなったのでしょうか。
メルヘンに風船で飛んで誤魔化そうとしても無駄だぞ。
この時点でかなりツッコミどころが多いですが、今後もこのようなよくわからない無茶ぶりでストーリーやクエストは進行していきます。
そこは深く考えたら負けなのかも。
基本プレイスタイル

基本的には、キャラクター達に貢ぎ物贈り物をして親密度を上げ、それに応じて発生したクエストを達成しながら島を冒険するゲームのようです。
贈り物は1人あたり1日3回までなのですが、アイテムで回数を回復させることもできます。
運営からも沢山のプレゼントが。

この辺はどこかソシャゲを感じさせますね。

デイリープレゼントもあります。
どれくらいアイテムがあるのかはわかりませんが、コンプは難しいかも。
キャラクター性
開発したのが海外の企業なので、セリフはほぼ直訳に近い形で翻訳されています。
そのため、謎にアメリカンジョークを飛ばされたり(キャラの元々の性格なんだろうか?)、マイメロが急にナイスガイになったりします。

少し私の知るキティさんやマイメロさんの性格とは異なるなと感じたので、ガチ勢の方は解釈不一致を感じる可能性があります。
マップと操作性
相当に広いです!

これでも全貌を映しきれてないです。
初めて見た時、かなり興奮しました。
崖を登ったり、泳いだりもできます。
アイテムが必要ですがダイビングもできるため、「アドベンチャー」とタイトルに載せるだけの自由度はあります。

広すぎるくらいのマップですが、ワープポイントも所々に設置されている親切設計です。
更にお化け屋敷探索やダンジョンの謎解きなどもありました。
この辺りはゼルダの伝説を思い出しますね。
しかし一方で、広大なマップを扱っている割にはカメラワークや動きにやや難ありな印象を受けました。
このゲームはカメラワークを自由に切り替えられません。
そのため、自動で動くカメラのせいでキャラクターの位置が見づらかったりする場合があります。
そして、走る速度も絶妙に速くなったり遅くなったりします。
これが地味にストレス。
特定のキャラクターの親密度を上げると速度が上がるようですが、それは必要なくないか…?と思いました。
最後に、プレイしていて時々0.3秒ほど画面が止まる時がありました。直ぐに動くのですが、気になる人は気になると思います。

かつて「とんがり帽子とオシャレな魔法使い」をプレイした私には十分許容範囲内だったがな!
ですがどれもあくまで「任天堂のゲームに慣れているから気になる」程度なので、普通にプレイする分には問題ない範疇です。
ゲームの機能
キャラクターにはそれぞれ好きなものがあり、好みに合わせて貢ぎ物贈り物をしなければなりません。
そのための料理やクラフト機能もあります。

まんまあつ森。
ただ、この辺はメインではないとはいえ、少しあつ森の下位互換感は否めない。
任天堂は怒ってないのだろうか?少し心配。
カメラ機能もありました。

ポーズもどことなくあつ森。
クラフトの材料収集要素もあります。
あちこちに散らばっているのでかなり楽しめます。

というか、収集を楽しめなければこのゲームは苦痛です。
数時間プレイした感覚ですが、このゲームは素材がかなり重要になってきます。
贈り物やクエスト達成のためには素材が必要不可欠。
そのため、島中を駆けずり回らなければいけません。
また、金銭の概念もなく店も物々交換システムなので、そのためにも素材が必要となります。

キティさん達の家族を呼び寄せるにあたって必要となる家屋修繕やインテリアの配置もプレイヤーがすることになります。
サンリオの下僕になる覚悟がある人でないと、このゲームはストレスが溜まることでしょう…。
まとめ
総合的に見ると、かなり面白いです。
色んな所に手を広げ過ぎてやや器用貧乏感は出ていますが、基本的にはアドベンチャーゲームという括りで良いかと思います。
ただ、初めに書いたように、どうぶつの森とは似ているようでコンセプトが全然違います。
ほのぼのゲームを毎日のんびりやりたいという方には向いてないかも。
一方でポケットキャンプにハマった人は、恐らくのめり込むかと思います。
それでは、有浦はもう少し奴隷になってきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント
記事拝見しました!
かなり面白そうな「ほのぼのゲーム」ですね…!
私も、初代と二代目のどうぶつの森はしていたので、かなり見ていて面白そうだと思いました!
私はサンリオに詳しくないですが、実際に有名なキャラクターたちがゲームキャラとして出てくるだけで興奮しそうです!
(どうぶつの森だと、どうぶつの森特有のキャラクターたちのみですからね…)